monakanoyume

覚えていた夢などを書き出してみます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

彼女の最後の日

久々に君のラインを開いた。どくんと心臓を打つ。君は今どうしているか。それはもう子どもの頃に見た夢のように淡く、どこかで息をしているようには思えない。一階と隣接する庭園を見下ろせる石造りの美術館のロビーで携帯を片手に立っていても、誰も私に話…

少女がノートに書いたことが現実になる夢

何も楽しくない。いつ何が私を襲ってくるか分からない。私は高校の校舎の横に附属した、路線階段を登っていた。私の出身高校の風景ではないが、この階段は高校生である私が通う場所として、私の夢によく出てくるのだった。 2人の少女が階段を降りてくる。私…